洗濯の取り扱い記号・表示マーク
衣類などには洗濯などをする際の取り扱い表示している【洗濯マークや記号】が記載されているラベルがついています。洗濯物を洗う際などに誤った取り扱い方法でお手入れすると、洋服の生地が傷んだり、色落ち・色移り、型くずれが発生する元となります。大切に着ている服などを洗濯する時には、この洗濯マークや表示記号に注意して、適切な方法で扱うようにしましょう。
布団や毛布、カーテン、カーペットなどの洗濯表示ラベルも確認
洗濯の取り扱い記号や表示マークというものは衣類だけに限った訳でなく、一般的に布団や毛布、カーテン、カーペットなどにも表示ラベルが付いている製品がありますし、ぬいぐみなどにも表示されていることがあります。
なるべく長い間に渡ってコンディションの良い状態で使用するためにも、それぞれの取り扱いに適したお手入れをするように心掛けましょう。
洗い方に関する表示記号・取り扱いマーク
記号・マーク | 取り扱い方法 |
液温(水温)は40度を限度とし、洗濯機での洗濯ができます。 | |
液温(水温)は60度を限度とし、洗濯機での洗濯ができます。 | |
液温(水温)は95度を限度とした洗濯ができます。 | |
液温(水温)30℃を限度とし、洗濯機の弱水流、又は弱い手洗いがよい。 | |
液温(水温)40℃を限度とし、洗濯機の弱水流、又は弱い手洗いがよい。 | |
液温(水温)40℃を限度とし、水洗いは洗濯ネットを使用すること | |
液温(水温)30℃を限度とし、洗濯機の弱水流、又は弱い手洗いがよい。 中性洗剤を使用する。 |
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液温(水温)30℃を限度とし、弱い手洗いがよい。洗濯機は使用できない。 | |
水洗いはできない |
ドライクリーニングに関する表示記号・取り扱いマーク
記号・マーク | 取り扱い方法 |
ドライクリーニングができる。 溶剤は、パークロルエチレン又は石油系のものを使用する。 |
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ドライクリーニングができる。 溶剤は、石油系のものを使用する。 |
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ドライクリーニングはできない。 |
漂白剤の取り扱いに関する表示記号・取り扱いマーク
記号・マーク | 取り扱い方法 |
塩素系漂白剤による漂白ができる。 | |
塩素系漂白剤による漂白はできない。 |
干し方に関する表示記号・取り扱いマーク
記号・マーク | 取り扱い方法 |
つり干しがよい。 | |
平干しがよい。 | |
日陰のつり干しがよい。 | |
日陰の平干しがよい。 |
絞り方に関する表示記号・取り扱いマーク
記号・マーク | 取り扱い方法 |
手絞りの場合は弱く、洗濯機で脱水する場合は短時間で絞るのがよい。 | |
絞ってはいけない。 |
アイロンのかけ方に関する表示記号・取り扱いマーク
記号・マーク | 取り扱い方法 |
アイロンは210℃を限度とし、高温(180℃から210℃まで)で掛けるのがよい。 | |
アイロンは160℃を限度とし、中温(140℃から160℃)でかけるのがよい。 | |
アイロンは120℃を限度とし、低温(80℃から120℃)でかけるのがよい。 | |
アイロンは160℃を限度とし、中温(140℃から160℃)で、当て布をしてかける。 | |
アイロンは120℃を限度とし、低温(80℃から120℃)で、当て布をしてかける。 | |
アイロン掛けはできない |
その他の洗濯時の取り扱いなどにも注意
上記に掲載した洗濯記号・取り扱いマークなど以外に、個々の商品により「色落ちによる洗濯指示」「蛍光洗剤の使用について」などの説明書きがされていることも結構あります。
洗濯する前には洗濯表示が明記されているラベルなどをよく確認してから、製品ごとに適した方法で取り扱うようにしましょう。