リビングは家具の配置がポイント
リビングルームというものはマンションであれ一軒家のお宅であれ、家族が集う部屋として、またお客さんを招くことも多い場所ではないでしょうか?このように普段の生活の中でも長い時間を過ごすことの多くなるリビングルームを、快適な場所と感じられるようにするためには、テーブルやソファーなど家具の配置に工夫をすることで広く感じられたりするなど、居心地の良い部屋へと変化させることが可能です。
部屋の広さと家具の占める割合
リビングルームを快適で過ごし易い部屋とするには、まず部屋の広さに対して、テーブルやソファーをはじめとする家具やインテリアのサイズおよび量の割合がマッチしているかがとても重要となります。
新築であれ中古であれ新たに家を購入した時などは、いろいろと置きたくなる方も多いようですし、知らず知らずに増えていってしまうこともよくあるケースです。
リビングルームは基本的にくつろげる部屋
リビングルームを快適に感じる部屋とするための家具やインテリアとの比率の目安としては、【部屋の床面積に対して家具の占める割合を3分の1程度に抑える】ようにしたいものです。リビングルームは基本的にくつろげる部屋であってほしいものだと誰しも思われるコトと思いますが、部屋の中が家具だらけでゴチャゴチャしていると無意識のうちに圧迫感を感じてしまい、快適に過ごすには無理が生じる環境と言えます。
テーブルとソファーの配置
リビングルームにテーブルとソファーを置かれているお宅が多いと思いますが、これらの基本的なインテリアのレイアウトの仕方しだいでも、空間の広さの感じ方が大きく異なってきますし、快適性も違ってきます。
対面形式よりもL字型に配置
リビングルームを狭く感じさせずに解放感のある部屋にするためには、テーブルを挟んで両側にソファーや椅子などを配置するといった、いわゆる【対面形式】での置き方をするよりも、壁面に沿うようにしてソファーなどを【L字型】に配置した方が、リビングルーム中央の床面部分が解放されて部屋全体が広く感じられます。
部屋の広さや開放感は視覚的な広がりから
リビングルームが広く感じられるようにするには、部屋の広さに対しての家具の量と配置の方法といった以外に、家具そのもののデザインやサイズといった要素にも考慮する必要があります。
視線が遮られる家具のレイアウト
部屋の広さや開放感といったものは視覚的な広がりから感じられるものなので、リビングルームの中央などに背の高い家具などを配置すると、視線が遮られることとなり、どうしても狭く圧迫感のある部屋の印象になってしまいます。